保険診療の対象となる治療で、虫歯治療や予防、歯周病の予防などがあります。
経験豊富な歯科医師、歯科衛生士が患者様にご満足いただける治療をさせていただいております。
う蝕検知液「ディスカバレッド」の特徴は、再石灰化する、虫歯になりかけの歯(う蝕影響象牙質)には反応せず、完全な虫歯(う蝕感染象牙質のみ)を染色し、最少の侵襲(あまり歯を削らない)による治療が出来ることです。
つまり、う蝕影響象牙質は、今後再石灰化する象牙質のため、残しても虫歯に影響がありません。
よって、ディスカバレッドは無駄な歯質の侵襲をせず最小限で最大の効果を上げることのできる次世代の虫歯探知液なのです。
病態 | 治療(過程) | 材料 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
病態 |
【C1】小さい虫歯 |
治療(過程) | 詰め物 | 材料 |
|
||
病態 |
【C2】比較的大きい虫歯 |
治療(過程) | 被せ物 | 材料 |
|
||
病態 |
【C3】大きく神経まで到達している虫歯 |
治療(過程) | 神経処置後に 被せ物 |
材料 |
|
||
病態 |
【C4】すでに神経を失った歯の虫歯 |
治療(過程) | 歯根の 感染処置後に 被せ物 |
材料 |
|
歯周病とは歯茎や歯肉の病気だと思っておられる方が非常に多いのが現実です。
しかしながら実際に歯周病とは、歯を支える大切な骨が破壊されていく自覚症状のない恐ろしい病気なのです。
歯を失う原因で最も多いのは実は虫歯ではなく、歯周病なのです。
まずはご自身の歯周病の状態をあらゆる角度から知ることが大切です。
1つでも当てはまったら歯周病の可能性があります。 早めの受診をお勧めします。
歯周病の予防には、テレビCMでもございますとおり、プラークコントロール、つまりプラークを確実に取り除くことが最も大切です。その方法として正しいブラッシングをすること。
「私はきちんと毎日ブラッシングをしているのに…なぜ?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
成人の実に約80%が歯周病という統計もありますが、その方々全員がブラッシングをしていないとは考えられません。
それではブラッシングしているのにもかかわらず、なぜ歯周病になってしまうのでしょうか。
その最大の理由は、きちんと磨いているつもりでもきちんと磨けていないのが実状だからです。
つまり「磨いてる」ということと「磨けている」ということは、行為は同じでも結果は全く違うということです。
ここで皆さんに質問します。
多くの方は、いわば自己流でブラッシングを行なっており、きちんとは磨けていなくても自分では磨けているつもりになっているといえます。たかが歯ブラシ、されど歯ブラシなのです。
ですから、気軽に相談できる歯科医師を見つけ、ご自分に合ったブラッシングの方法を教えてもらい、それを続けていくことが大切です。そうすれば、自然にきちんと磨けることにつながっていくわけです。
また、歯ブラシでは磨けていないところは歯間ブラシやデンタルフロス、部分磨き用の歯ブラシなどの補助器具も併用することが大切です。
歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身と関係しています。
口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むとさまざまな病気(心臓病、肺炎、糖尿病、早産等)を引き起こすことが知られ、医科でも問題になってきています。
歯周病をたかがお口の病気とあなどってはいけません。
歯周病の人が心臓病になる確率は健常者の2~3倍にもなるといわれています。
歯周病菌が肺に感染し肺炎になることがあります。
重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血の固まり)ができやすくなるため、動脈硬化を招き心筋梗塞(しんきんこうそく)や狭心症(きょうしんしょう)などを引き起こすことがあります。
また心臓の内側にある心内膜(しんないまく)の炎症を引き起こし、細菌性心内膜炎(さいきんせいしんないまくえん)になる場合もあります。
歯周病が糖尿病を引き起こすだけでなく、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると血糖コントロールが難しくなり、さらに悪化してしまう可能性があります。
歯周病菌による口内の炎症が胎児の成長に影響し早産を引き起こすことがあります。
歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦と比べて、早産や未熟児を出産する確率が7倍にもなるといわれています。
超音波スケーラーと言われるマイクロ振動と水圧により、歯面や歯根面に付着している歯石とともにバイオフィルムの除去を行います。
ルートプレーニングとは、スケーリングによって、歯根表面の歯垢によって汚染・軟化したセメント質や象牙質を除去した後に、歯根面を硬くなめらかな面に仕上げることをいいます。
歯の表面が滑らかになることで、歯根部に歯石がつきにくくなり、さらなる歯周病や虫歯の予防にもなります。
現在、歯周病の患者様にとって『歯周病は本当に治るのか?』ということは最も気になるところだと思います。
まず始めにその答えからお話します。
中等度までの歯周病であれば、十分改善します。
しかし、あまりにも進行した歯周病の場合には残念ながら治りません。
やはり歯周病も他の病気と同じく、早期発見・早期治療が重要であるといえます。
根管治療とは炎症や感染を起こした神経の治療です。
傷んだ神経を除去して根管を消毒し感染を防ぐ治療法になります。
③~⑤までを何度か繰り返し、根管がきれいになりましたら最終的なお薬を入れて、確認のレントゲンを撮り、根管治療は終わりです。
当院では顕微鏡(マイクロスコープ)を導入しております。
マイクロスコープは根管内を最大25倍程度まで拡大できますので、根の治療以外にも様々な治療に使用しております。
診療時間
月・火・木・金 午前 10:00~13:00
月・火・木・金 午後 14:30~19:00
土 午前 10:00~13:00
土 午後 14:00~17:30
水・日・祝 休診
今月の診療スケジュールはこちら