一般歯科公開:2024/08/22

治療後に歯がしみる！なぜ？

治療を行う前は症状がなかったものの、歯の治療を行い歯がしみることがあります。
歯を必要以上に削られたのでは？と不安に思う方もいらっしゃると思います。
実は、歯の治療後というのは歯が敏感になることは珍しいことではありません。
今回は治療後に歯がしみる原因について、お話ししたいと思います。

冷たいもがしみる仕組み

歯の一番外側を覆っている目に見える表面の硬い層が「エナメル質」で、その下には「象牙質」と言われる少し柔らかい組織があります。
この象牙質には神経につながる管がたくさん通っており象牙細管とは、象牙質に無数にある細い管のことをいいます。
虫歯や、冷水、痛み等、象牙質表面側に伝わった刺激を神経へ伝えています。

治療後に歯がしみるときはどんな時でしょうか？

①虫歯治療後
②ホワイトニング後
③クリーニング（歯石除去）後

一般的にはこちらが治療後に考えられるしみる原因となります。

「歯がしみるから神経を取ってください」と言われる患者さんもいらっしゃいますが、歯の神経を抜いてしまうと、栄養が補給されなくなり歯は年々変色（黒く変色）し、強度も陥るため、もろくなってしまいます。
当院では、患者様の歯をできるだけ長持ちさせるために、神経はできるだけ残すように心がけています。

今現在、歯がしみているという方も治療が完了していれば、この症状がずっと続くということはありませんのでご安心ください。
万が一、治療後のしみがなかなか取れない場合は当院へご相談ください！

歯がしみた時の対処

まずは歯科医院に相談をし、しみている歯の原因について知ることが大切です。
その上で知覚過敏と診断された場合には知覚過敏の処置を行いますが、症状によっては歯磨き粉で改善される場合があります。

そこで当院が知覚過敏に使用して頂きたい商品はこちら！！

【メルサージュヒスケア歯磨き粉！】
歯の神経を鈍麻する薬効成分を含むものと、露出した象牙細管を封鎖する薬効成分を含むものがあります。こちらの商品はこの２つの薬効成分を含んでおり高い効果が期待できます。

【味】　ソフトミント・グレープフルーツミント

普段の歯磨きにこちらを使って磨くだけで知覚過敏の症状が治ってきます！
是非試してみてくださいね。

歯がしみるのが怖い！そんな方へ

まずは定期検診とクリーニングを受けてみてください！
しっかりクリーニングを行うことで虫歯の予防や歯周病の予防ができ、知覚過敏になりにくい強い歯にしていきましょう。

歯科医院に行くのは歯が痛くなってからでは遅いのです！！
症状がなくても4〜6ヶ月に1度のクリーニングを行い当院がしっかりとサポートさせていただきます。